自治体総合フェア2024で見つけた影響力アップの方法〜グラレコレポート〜

目次

影響力の必要性

ヒラ社員の俺には影響力なんて関係ないよ!

ちょっと待って!影響力は、日常生活や仕事のあらゆる場面で役立つ、あなたの可能性を広げるための強力なツールなんです。

もしかしたら、あなたは今まで影響力という言葉に対して、ビジネスの世界や政治の舞台でしか必要とされないものだと考えていたかもしれません。

でも、ちょっと待ってください。影響力は、日常生活や仕事のあらゆる場面で役立つ、あなたの可能性を広げるための強力なツールなんです。

例えば、家族や友人とのコミュニケーション、職場でのプロジェクトの進行、新しいアイデアをチームに提案する時、さらには地域社会での活動など。

影響力を持つことで、あなたの意見がより尊重され、スムーズに物事が進み、他人との関係性もより良くなる可能性があります。

本記事では、自治体総合フェア2024で行われた「影響力の高め方」についてのセッションの内容を通じて、影響力がどのように日常生活や仕事に役立つかを具体的にご紹介します。

影響力は特別な人だけのものではなく、誰もが身につけられるスキルです。

そして、そのスキルがあなたの生活をどれだけ豊かにするか、ぜひ読み進めてみてください。

自治体総合フェア2024での学び:影響力の高め方を探る

東京ビッグサイトで開催された自治体総合フェア2024に参加し、地方自治体の職員や関係者とともに充実した時間を過ごしました。

自治体総合フェア2024についてはコチラをクリック(外部リンク)

今年のフェアでは、「地方公務員アワード受賞者に訊く『影響力の高め方』」というセッションでグラフィックレコーディング(グラレコ)をさせていただきました。

本記事では、そのセッションの内容と、影響力を高めるための具体的な方法についてご紹介します。

パネルディスカッションの概要

今回のセッションには、以下の方々が登壇されました

  • 木村佳司氏(川崎市 経済労働局 経営支援部経営支援課事業承継担課長)
  • 岩崎弘宜氏(取手市 総務部情報管理課長/千曲市議会改革アドバイザー)
  • 井上純子氏(北九州市議)
  • 加藤年紀氏((株)ホルグ代表取締役)

セッションは、各登壇者の方々が影響力を持って実現した具体的な実績の紹介から始まりました。

その後、加藤氏が影響力の源泉について解説し、井上氏と加藤氏が受賞者に具体的な質問を行う形で進行されました。

影響力の源泉:7つの要素

加藤さんからは、影響力を持つための要素として以下の7つを挙げられました。

  1. 返報性 – 他者に対する恩返しの心理。
  2. 好意 – 人々から好かれることで影響力を持つ。
  3. 社会的証明 – 他者の行動や考えに基づいて判断する傾向。
  4. 権威 – 権威ある人物や立場からの影響。
  5. 希少性 – 限られたものへの価値の高まり。
  6. コミットメントと一貫性 – 一度行った決定や行動に一貫性を持つことの重要性。
  7. 一体性・一貫性 – グループやコミュニティとの一体感からの影響。
  8. 影響力の武器[ロバート・B・チャルディーニ (著)

(引用:影響力の武器[ロバート・B・チャルディーニ (著))

これらの要素を理解し、実践することで、より高い影響力を持つことができると加藤氏は述べました。

実績と具体的な事例

木村佳司氏の事例:川崎市での事業承継支援

正しいえこひいき

木村さんからは、川崎市での事業承継支援の取り組みについて紹介されました。

木村さんの影響力の源泉は、徹底した現場主義と厚い人的ネットワークに裏付けられたものであり、組織内外と広く連携をされています。

岩崎弘宜氏の事例:取手市と千曲市での情報管理と議会改革

議会愛×DX愛

岩崎氏は取手市と千曲市での情報管理と議会改革の実績を語りました。

議会愛に裏付けされた多くの人々を巻き込み、変革を推進する影響力の広がりを示していただきました。

質疑応答のハイライト

セッションの中で、加藤さんと井上さんから以下のような質問が投げかけられました。

  • やりたいことの見つけ方
  • 役所内外の調整方法と課題の克服
  • 若手職員と中堅/管理職としての影響力の発揮方法

グラフィックレコーディングの振り返り

今回のセッションの内容をグラフィックレコーディング(グラレコ)とともに振り返り!

1. 現場に出る重要性

  • 自ら現場に足を運び、課題や現状を直接把握することが重要。
  • 自身の興味や専門分野からスタートし、現場での経験を通じて具体的な目標を見つけていく過程の大切さが語られました。
  • これにより、机上の空論ではなく、実際のデータや現場の声を反映した施策が立てられます。

2. 状況分析とフィードバック

  • 現場で得た情報を分析し、組織や関係者にフィードバックするプロセスが重要。
  • 個人との関係を構築し、外部と内部の垣根を超えて、様々な範囲に作用を及ぼし、柔軟に対応することが大切

3. 影響力の高め方

  • 影響力を高めるための具体的な方法として、返報性や希少性、一体性など影響力の要素が挙げられています。
  • これにより、他者からの信頼と共感を得やすくなり、より仕事を進めやすくなる可能性があります。

4. メッセージの伝え方

  • 明確で具体的なメッセージを持ちつつ、苦手な人に第一手を差し伸べる資料作成や成功体験創出のきっかけ、アイディアを他者に分かりやすく伝えるスキルが大切。
  • これにより、外部・内部を含めた全体の理解と協力を得やすくなります。

5. 若手へのメッセージ

  • 自分の意見をしっかり持ち、現場の声をきく(聞く・聴く・訊く)姿勢を持ち続けること
  • 誰の(WHO)どうやって(HOW)”YES”を得ていくのか、上司の分析と理解の重要性

6. 登壇者からのメッセージ

現場に出て聞く力を身につけて人脈を広げていこう by:木村さん

まず自分のまちを好きになって、仕事を楽しもう by:岩崎さん

今できることに全力でとりくもう by:井上さん

パネルディスカッションから得た学びを実践に活かすため

登壇者からのメッセージとして、現場に出て聞く力を身につけて人脈を広げていくこと、まず自分のまちを好きになって仕事を楽しむこと、そして今できることに全力で取り組むことの重要性が語られました。

自治体総合フェア2024は、様々なセッションが行われ、官民問わず様々な方と交流する機会をいただきました。

また今回の「地方公務員アワード受賞者に訊く『影響力の高め方』」では、

組織内、副業、個人事業主として影響力を高めるための具体的な方法を学ぶ貴重な機会となりました。

これからも現場での経験を大切にし、実践を通じて影響力を高めていくことを目指していきたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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