思考整理に可視カフェを受けてみた — 「ほどく むすぶ つなぐ」が見えた話

目次

グラフィックレコーダーが「描いてもらう」という体験

普段はグラフィックレコーダーとして、 誰かの言葉を描く側にいます。

でもこの2年で2回、 自分の言葉を描いてもらう体験をしました。

関美穂子さんの可視カフェです。

1回目は2024年5月、対面で。 2回目は2026年3月、オンラインで。

この2回を経て、 ずっとぼんやりしていた 自分のミッション・ビジョン・バリューが 言葉になりました

この記事では、 描く側の人間が「描いてもらう」ことで 何が見えたのかを書いてみます。

可視カフェとは — 思考整理のためのグラレコセッション

可視カフェは、 関美穂子さん(アラワス)が 提供されているサービスです。

話しながら、 その内容をリアルタイムで グラフィックに描いてくれる。

カフェでおしゃべりするような空気の中で、 頭の中の棚卸しをサポートしてくれます。

関さんはご自身のHPで「可視カフェは、インタビューです。お客様と私がお話することで、お互いの眼差しが交差し、発見や知恵が立ち現れてくることをお贈りしてます」。と書かれており、その言葉どおりの場でした。

これまで300人以上の方が受けていて、 「自分の軸って何だろう」 「結局何がやりたいんだっけ」 そんなテーマで利用される方が多いそうです。

グラフィックレコーディングというと イベントや会議の記録をイメージされるかもしれませんが、 可視カフェは「自分のための思考整理」に グラレコを使うという場。

思考を可視化してもらう体験として是非おすすめしたいサービスです。

1回目 — こんがらがっていたものが、ほどけた

2024年5月。 フリーランスになって1年ちょっとの頃。

公務員を退職して、グラレコのお仕事は増えてきたけれど、 自分がどこに向かっているのか、何をやりたいのか、まだ明確に言語化できていない時期でした。

可視カフェ1回目のグラフィック全体。「可視カフェ 2024.5.16」(Graphic by 関美穂子 / アラワス)

関さんと話しながら、 目の前で自分の思考が どんどん描かれていく。

「ああ、私こんなこと考えていたんだ」と 気づく瞬間が何度もありました。

こんがらがっていたものが するすると解けていく感覚。

1回目は、ほどけた。 そんな体験でした。

ワクワク・組織・個人を活かすマネジメントといった言葉が浮かび上がった別の角度から。「べきが外れると元気になる」「整い」「世の中を変えたい」など、思考の断片が形になっていく

そこで見えてきたのは、今まで自分がの生きてきた中で感じていた不満や、窮屈さ、それらを踏み台にして「調和」された織りなす社会を見てみたい、という自分の素直な想いでした。

手元にあるグラフィックをみることで、その当時の感情がありありと呼び起こされます。

2回目 — 2年ぶりのセッションで結ばれたもの

2026年3月。 約2年ぶりの可視カフェ。 今回はオンライン(Zoom)で受けました。

この2年の間に ストレングスファインダーコーチング事業 「ホドケタ」を立ち上げ、 グラレコ事業「ワカツタ」との二本柱になっていました。

2つの事業をやる中で、 「私は何のためにこれをやっているのか」 という問いが頭の片隅にずっとありました。

2回目の可視カフェ「私の見たい世界」。ほどく→むすぶ→つなぐの流れが一枚の絵に。(Graphic by 関美穂子 / アラワス)

関さんとの対話の中で、 思考があちこちに行ったり来たりしましたが、でも不思議と、 安心して戻ってこれる。

描いてもらうことで形に残っていくから、 手元を動かさなくていい。 思考に集中できる。

そして形に残ったものを見て、 さらに思考が深まっていく。

普段は描く側の私だからこそ、 その感覚のすごさが じんわり伝わってきました。

ミッション「ほどく むすぶ つなぐ」とバリュー「透明な筒であれ」「触媒であれ」が見えてきた(Graphic by 関美穂子 / アラワス)

「自分の考えていることを人に伝えられている感じがしない」手応えのなさをずっと感じていました。

今回の可視カフェの中で、伝えたいことがありすぎて構造(世界観)が一致していないこと、狭い思考の迷路に入り込んでしまうクセなどをうまくリードしていただきながら、むむむ、見えてきたぞという瞬間に近づいていきました。

浮かび上がった言葉 —「ほどく むすぶ つなぐ」

対話を重ねるうちに、 私がやっていることの共通点が 浮かび上がってきました。

グラレコでは、 複雑な話をほどいて、 場と場を結んで、 人と人をつなぐ。

コーチングでは、 こんがらがった思考をほどいて、 自分と向き合うことで結んで、 未来の自分につなぐ。

ほどく。むすぶ。つなぐ。

これが私のミッション(存在意義)だったんだ、と 関さんが思考のフレームを提示してくれたり、め腑に落ちた瞬間がありました。

MISSION「ほどく むすぶ つなぐ」がグラフィック・WS・コーチングの3領域で展開される構造に。VISION「グラフィックを使って、一緒に未来の種を創り出す」(Graphic by 関美穂子 / アラワス)

可視カフェで見えた私のMVV

関さんに描いてもらったグラフィックを見ながら、 ビジョン、ミッション、バリューを改めて自分でもまとめてみました。


Graphic by 小川綾

Mission(存在意義) ほどく むすぶ つなぐ

Vision(未来に創出したい景色) 強みが織りなす世界の実現

Value(大切にしている価値観) 透明な筒であれ 触媒であれ ワクワクドリブン


透明な筒であれ、というのは 自分の色を押し付けるのではなく、 相手の言葉や想いを そのまま通していく存在でありたいということ。

触媒であれ、というのは 自分が主役になるのではなく、 人と人、想いと想いが 出会い、対話することで化学反応が起きる存在でありたいということ。

ワクワクドリブン。 義務感ではなく、 心が動くほうへ。

2回受けてわかったこと

1回目は、ほどけた。 2回目は、結ばれた。

1回目では出てこなかった深い部分に、 2回目でたどり着けたのは、 関さんとの可視カフェの時間が2年の間に積み重なっていたからだと思います。

MVVが言葉になったことで、 自分が見てみたい世界と 自分がやるべきことが明確になりました。

同時に、 やらないことのラインも見えた。

フリーランスはなんでもできる反面、 なんでもやろうとしてしまいがちです。 でも「ほどく むすぶ つなぐ」に照らしたとき、 判断の軸ができました。

自分の軸を探している方へ

可視カフェは、 定期的に受けることをおすすめしたい

1回でもほどける。 でも2回、3回と重ねることで、 より深い部分にたどり着ける。

私自身、 普段は「描いて整理する側」にいるからこそ、 描いてもらう体験の価値を 身をもって感じました。

自分の軸を探している方、 頭の中がこんがらがっている方に、 とてもいい場だと思います。自分がそうだったように。

関さんが長年積み重ねてこられた対話への真摯な姿勢が、 安心して思考を預けられる空気を作っていました。

こんな素敵な場を 開いてくださっている関さんに、 2回にわたって私の思考に寄り添ってくださったことに、 心から感謝しています。

可視カフェが気になった方は、 関さんのサービスページを のぞいてみてください。

そしてこの記事を読んで、 「ほどく むすぶ つなぐ」に 共感してくださった方。

グラフィックを使って、一緒に 未来の種を創り出しませんか?


※可視カフェのグラフィックは関美穂子さんに描いていただいたものです。 Graphic by 関美穂子(アラワス

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