グラレコで見る!【市民参加型】日向市の未来を考えるまちづくりワークショップ

令和7年度以降の日向市の未来を見据え、第3次総合計画のワークショップが令和5年10月から令和6年3月までの全5回にわたり開催されました。

市民、行政関係者、学生が集い、計画の方向性や具体的な施策について熱心に議論しました。

私はグラフィックレコーディング(グラレコ)で参加し、リアルタイムで意見やアイデアを視覚化しました。

本記事では、ワークショップの様子やグラレコの効果について詳しくレポートします。

ワークショップの概要

計画の目的と内容
第3次日向市総合計画は、日向市の未来を形作るための重要なプロジェクトです。

令和5年10月から令和6年3月まで開催されたワークショップでは、市民や行政関係者、学生が集まり、計画の方向性や具体的な施策について議論しました。

参加者の構成とワークショップの進行
参加者は市民、行政関係者、学生など多岐にわたりました。ワークショップはグループディスカッション形式で進行し、各グループで意見交換が行われました。特に、未来のまちづくりに向けた具体的な提案が活発に議論されました。

第1回ワークショップ(令和5年10月)

テーマ:持続可能なまちづくりとは?SDGsを通じて体感しよう
初回のワークショップでは、参加者はカードゲームを通じてSDGsへの理解を深め、未来の日向市の姿について考えました。

第2回ワークショップ(令和5年11月)

テーマ:現状、課題を考えよう
第2回のワークショップでは、「知る」を目的に「今の日向市はどんなまち?」をテーマに各テーマに沿った具体的な課題をグループごとに討論。グラレコは議論の流れや会場で出されたアイデアをリアルタイムで記録し、課題の整理とアイデアの共有を助けました。


第2回ワークショップのグラレコ

第3回ワークショップ(令和5年12月)

テーマ:未来の日向市の姿を想像しよう
「将来像を考えよう」として、これまでの話し合いから将来像を考えました。守っていきたいもの、こと、場所やその理由をワークを通じて考えながら、将来像について意見交換を行いました。

グラレコにより、各グループのアイデアが視覚化され、他のグループと混じりまちの姿が可視化されました。回を重ねるごとに意見交換が活発になり、多くのアイデアが生まれました。


第3回ワークショップのグラレコ

第4回ワークショップ(令和6年1月)

テーマ:重点プロジェクトの整理
「重点プロジェクトについて考えよう」として解決策を具体的な実行計画に落とし込む回。2つのワークを通じて、将来像の実現に向けた重点プロジェクトが9つ生まれました。


第4回ワークショップのグラレコ

第5回ワークショップ(令和6年3月)

テーマ:自分たちにできるアクションを考えよう
最終回では、「行動につなげていこう」として、プロジェクトとの関わりを位置で表現するワークショップで参加者どうしの関わりシロを知り、共有しました。その後、私たちができる第1歩を考えました。グラレコは全体のまとめとして、参加者の関わり度合いや想いをビジュアルに集約し、全体像を把握しやすくしました。


第5回ワークショップのグラレコ

グラレコの役割と効果

グラフィックレコーディングを担当し、リアルタイムで参加者の意見やアイデアを視覚化しました。

これにより、各テーブルで沸き起こった模造紙には残らないた言葉や雰囲気、交わされたアイデア、これまでの議論のプロセスを記録しました。最後にグラフィックレコーディングを参加者全員で共有し、振り返りの時間を持つことができました。

視覚化の効果と情報共有の促進
グラレコは、視覚的な記録を通じて情報の共有と参加者の理解を深める役割を果たします。参加者からは「わかりやすい」「議論の振り返りに役立った」「全体像が見えやすくなった」といった声が寄せられました。

市民参加型のまちづくりの重要性
市民が主体的・積極的に参加することで、より良いまちづくりが実現します。グラレコは、そのプロセスをサポートし、シビックプライドの醸成を図り、市民の声を反映した計画作りを支援します。

まとめ

令和5年10月から令和6年3月にかけて開催された第3次日向市総合計画のワークショップは、市民、学生、行政関係者が集まり、持続可能なまちづくりのために具体的な施策を議論する重要な場となりました。

各回がそれぞれ異なるテーマで進行されたワークショップでは、グラフィックレコーディング(グラレコ)が活用され、参加者の活発な意見交換やアイデアをリアルタイムで視覚化していきました。

グラレコの役割は、議論の内容やプロセスを視覚的に記録することで情報共有を促進し、参加者全員の理解を深めることです。視覚化された情報は議論の振り返りにも役立ちます。

市民参加型のまちづくりは、市民が主体的に関与することで地域の発展を促進する重要なプロセスです。

今回のワークショップを通じて、市民の意見が反映された実効性のあるアイデアが創出されました。

今後もグラフィックレコーディングを通じて、様々な場所で市民参加型の取り組みを進めていきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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