イツノマは、宮崎県都農町にある地方創生の拠点です。地方での起業やまちづくりに関心がある方にとって、ALAガーデンは見逃せないイベントです。毎月開催されるこのイベントでは、新たな視点やアイデアを得ることができます。
今回は、ALAガーデンに参加し、実際にトークセッションをグラレコ(グラフィックレコーディング)した体験をもとに、地方での起業の可能性とイツノマの魅力をお伝えします。
1. 地方創生の実践者「イツノマ」とALAガーデンの魅力
イツノマとは?
株式会社イツノマは、人口約1万人の宮崎県都農町(つのちょう)を拠点とするまちづくりベンチャーです。地域資源を最大限に活かし、「人からはじまる、まちづくり」をミッションに掲げ、子どもが参画するまちづくりや、地方で新しいコトを起こす人々が出会える場を提供しています。ALAガーデンはその一環として定期的に開催される交流イベントです。
ALAガーデンの魅力
ALAガーデンは、毎月イツノマで開催される交流イベントです。参加者はワイン片手にリラックスしながら、新しいビジネスアイデアを模索できます。特に、地域資源を活かしたトークセッションは、参加者にとって貴重な学びの場となっています。ここで得られる経験は、ビジネスを行う上で大きな刺激となるでしょう。
2. ALAガーデンの交流会で得た視点とビジネスアイデア
ALAガーデンの交流会では、異なるバックグラウンドを持つ参加者が集まり、自由に意見を交わします。今回の交流会でも、様々な業種や職種の方々との会話を通じて、新しい視点やアイデアが生まれました。
地方でのビジネス展開において、こうした多様な意見交換は予想外のヒントや解決策をもたらします。他者との交流で得られる新しい視点やアイデアは、ビジネスを一歩進めるための大きな力となります。次回のALAガーデンでも、多様な意見に耳を傾けることで、ビジネスのヒントが見つかるかもしれません。
3. トークセッションで学ぶ地域資源活用:成功のポイント
トークセッションでは、地域資源を活用した成功事例が紹介されました。今回は、都農ワインの前社長・小畑暁さんさんとイツノマの中川敬文さんが登壇し、経験や考え方を共有してくださいました。
テーマ:「地域資源を活かすビジネス術の仕組み」
このトークセッションでは、地元資源とビジネスがどのように融合し、世界に向けたワイン作りを目指してきたのかが語られました。以下は、そのセッションで描きながら私が感じたポイントです。
ビジョン:世界に通じるワインを作りたい
地元で育まれたワインを世界に届けるためには、常識を超える挑戦や現場の生産者たちとの緊密な協力が欠かせません。「バカちゃうの?」と思われるような大胆な挑戦を恐れず、常に前進を目指す姿勢が、このビジョンの根幹にあります。「バカぢからで突破する×バカだけでは経営できない」という小畑さんの言葉が印象的でした。
設備と技術への投資
地方であっても、最先端の技術を取り入れることが重要だと強調されていました。地方だからこそ得られる独自の強みを活かしつつ、世界で戦うための基盤を築く姿勢が印象的です。
人材育成とチームワーク
人材育成にも大きな注力がされています。未経験者や新人にも積極的に役割を与え、彼らの成長を支援する文化があります。また、チーム全体での協力体制が重視され、従業員一人ひとりが自分の役割を超えて関係を築くことが求められています。
資金調達と収益の計画
どんなに素晴らしいビジョンや設備があっても、資金管理がうまくいかなければビジネスは成り立ちません。クリエイティビティと収益性のバランスを重視し、地域と共に成長していくための取り組みが行われています。
このイベントを通じて、地元の強みを活かしながら世界と繋がるための具体的なアクションを学ぶことができました。
4. ALAガーデンでの宿泊体験:自然の中でリフレッシュ
ALAガーデンには宿泊施設も充実しています。イベント終了後、家族で宿泊し、日常の喧騒から離れて自然の中で過ごすことで、心身ともにリフレッシュできました。
朝の鳥のさえずりやお散歩は、日常生活では得られない貴重な体験です。自然の中でのリフレッシュは、日々のビジネスに新たなエネルギーをもたらします。
5. 地方起業に役立つALAガーデン
イツノマのALAガーデンは、地方での起業や地域活性化に関心がある方にとって非常に有益なイベントです。地域資源を活かしたビジネスモデルや新しいアイデアを得るための交流の場として、多くの可能性が詰まっています。
\ALAガーデンでの学びを次のステップに活かそう/
地方での起業や地域貢献に興味がある方は、次回のALAガーデンにぜひご参加ください。新しいビジネスチャンスが、きっと見つかるはずです。
※8月の開催は地震の影響で残念ながら見送られましたが、次回の開催を心待ちにしています。