ワカツタについて
初めまして、グラフィックレコーダーのワカツタ代表の小川綾と申します。
九州の宮崎県内で公務員として働きながら活動しています。
私は14年間の行政経験を持ち、2024年4月から独立してグラフィックレコーダーとして活動を始めました。
行政での経験を活かし、多様な視点と確かな技術で、企業や政府、教育機関の多様なニーズに応じたサービスを提供しています。
グラフィックレコーディング(グラレコ)に興味を持ち始めたきっかけは、2021年にコロナ禍におけるオンラインセミナーやイベントに参加したことです。
難しい言い回しや情報をイラストを使い、視覚的に伝えるグラフィックレコーディングという方法に出会いました。
新しいことを学び、内容をまとめるのも得意だったので、私はこの活動が魅力的に感じました。
公務員は副業してはいけないと思われがちですが、昨今では副業を解禁している自治体も増えています。
私の活動に関しては、職場からの許可を頂き、地域やオンラインセミナーなどにグラフィックレコーダーとして活動していました。
地元新聞社に活動を取り上げて頂いたり、講座依頼のお声がけも頂くようになりました。 私のモットーは「オヤクショコトバもわかりやすく」することです。
公務員時代、行政では、当たり前のように使われているオヤクショコトバが市民に届いていないと感じます。
難しい言葉をわかりやすく伝えて、必要な人に必要な行政サービスが受けられるお手伝いがしたいと考えています。
2024年3月で公務員を退職。フリーランスの道に進みました。
グラレコを通じて、多くの方々と出会い、楽しく働く姿に触れさせていただいたことがきっかけです。
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グラフィックレコーディング(グラレコ)とは?
普段、会議の議事録や講義などをご覧になった際「わかりにくい」と感じることはありませんか?
重要な課題が増えれば増えるほど、文字が増えていくので、大事な箇所を見落としがちになってしまい、会社全体で周知がされづらくなるなどのデメリットが生じます。
また、若い人は活字離れが深刻化しているので、そもそも議事録を見返したりしないという方もいるのが現状です。
グラフィックレコーディング(グラレコ)とは、簡単にいえば「議事録+イラスト」です。
会議や講義などをリアルタイムで聴き取り「わかりにくい」部分も含めて要約しながらイラストと文字、図で描いていきます。
ビジネスに合った、シンプル且つわかりやすいイラストで作成するので、後から見返したときに重要な項目がすぐにわかるように配慮して作成しています。 グラフィックレコーディング(グラレコ)のメリットは以下の2つです。
- 議論の内容が整理される
- 参加者の意識が向上される 具体的にお伝えしていきます。
1.議題の内容が整理される 冒頭でも挙げましたが、重要な会議や参加人数が多い場所になると、議題が上手くまとまらず、大事な箇所を見落としがちになってしまいます。
また「誰が・どんな発言をしたか」が曖昧になると、責任の所在がわからなくなる場合もあります。
グラフィックレコーディングを活用すると、要点をイラストにまとめるので、議論の内容など全体像が把握することが可能です。
またどんな内容を話したのかが視覚的にわかりやすく作成しているので、誰が見てもわかりやすい資料を見ることができます。
2.参加者の意識が向上される 会社で行われる会議で、発言する人が限定されてしまったり、1人が一方的に議題内容を伝えて、議論が行われないまま進行していませんか?
グラフィックレコーディング(グラレコ)を活用すると、立場は関係なくすべての参加者の発言が視覚化されます。
また発言していない人も一目でわかるので、会議に対して積極的ではない人も自ら参加するようになるなどの効果が期待できます。
今後の展望について
今後グラフィックレコーディングは、情報発信していく上で重要な分野になると考えています。
とっつきにくい内容の文章や行政のような内容をわかりやすく表現することで「伝えやすい、分かりやすい」にできるからです。
また難しい内容や認識の違いなどを擦り合わせていくと、次のアクションへのきっかけにもなります。
少しずつ取り入れている企業は増えていますが、まだまだ認知が低い分野なので、ワークショップなどに積極的に参加して、グラフィックレコーディングの魅力と効果を伝えていきます。 私は常に「成長」を追求しています。
学びをその場に留めず、次のアクションに繋げ、人の交流や活動の輪が広がっていくことを感じることが好きです。
私のモットーでもある「オヤクショコトバもわかりやすくする」にあるように、「分かりにくい、伝わらない」を「ワカりやすい、ツタわりやすい」に変えること、これが社名の「ワカツタ」の語源です。
これからもグラレコを通して多くの人の幸せを作っていくことが目標です。