イノベーション教育学会の概要
学会と聞くと難しそう・・・
イノベーション敎育学会は広く一般の人でも参加可能な開かれた学会!内容もとても興味深いものばかりでした!
社会のイノベーションにますます必要性が高まる中、イノベーション教育の研究が進展し、世界中で専門の高等教育機関が設立されています。
2013年には、東京大学・九州大学・慶應大学などの主要な大学関係者を中心に、国内で先端的なイノベーション教育プログラムを提供するためにイノベーション教育学会が設立されました。
この学会は、イノベーション教育と創造に関する活動成果や研究成果を発表し、お互いに学び合う場としての役割を果たしています。
主な活動内容
- 年次大会: 日本国内外の大学や企業と協力して、イノベーション教育プログラムや実践活動の成果を報告し、知識を共有しています。
- ポスターセッション: 年次大会の一環として、イノベーション創出に関する研究や実践活動の成果を発表・共有する場を提供しています。
- ネットワーク形成: 年次大会や講演会、ポスターセッションなどのイベントを通じて、イノベーション教育・創造に携わる日本国内の大学や企業などの関係者を結びつけ、情報交換の場を提供しています。
- 部会と分科会: イノベーション教育学会では、5つの部会と1つの分科会を設立し、それぞれが異なる側面からイノベーション教育に取り組んでいます。部会の活動は、研究成果の発表や情報交換を通じて学会の目的を達成しています。
今年度の第11回年次大会は、宮崎大学と共催され、地域におけるイノベーションの意味と可能性をテーマに、イノベーション事例と教育理論の発表・交流を通じて、新たなアイデアを生み出すことを目指して開催されました。
イノベーション教育学会2024でのグラフィックレコーディング
私はイノベーション教育学会第11回年次大会に参加し、エクスカーションや基調講演、最終日の総括セッションでグラフィックレコーディングを担当しました。
大学教授や経営者方が多く緊張しましたが、温かく受け入れていただきとてもいい経験をさせていただきました。
グラフィックレコーディングの活用方法
イノベーション教育学会2024での手法
セッションや基調講演の内容をグラフィックレコーディングで記録。
3日間にわたり登壇者や参加者と共に「地域におけるイノベーションの意味と可能性」を探求しました。
エクスカーション(DAY:2024年3月15日)
基調講演(DAY:2024年3月16日)
総括セッション(DAY:2024年3月17日)
具体的な事例と感想
学会での実践事例
グラフィックレコーディングは各セッションの間にスクリーンに投影され、議論の流れや重要なポイントをリアルタイムで把握しやすくしました。
また、最後の総括であるフューチャーセッションでは、ワークショップにグラフィックレコーディングを組み込んで活用しました。
徳島大学の玉有先生のファシリテーションのもと、参加者が自発的に積極的に話し合い、3日間を振り返りながら、10年後の未来を想像し、具体的な活動に落とし込むアイデアがたくさん生まれました。
感想と展望
最後のフューチャーセッションでは、3日間の総括として、学びや出会いを振り返り、互いのアイデアを交換し、未来を語り合う姿は大きな刺激となりました。
確かな一歩として、未来への道を切り拓いていく決意を示しているように感じました。
グラフィックレコーディングが学術的な場でのコミュニケーションを促進し、学びを深める一助となるよう、今後も技術の向上や教育への導入を進め、学問の世界におけるイノベーションを促進する機会に積極的に関与していきたいです。
まとめ
グラフィックレコーディングは、学術的な場でのコミュニケーションや学びを促進する強力なツールです。
学術的な場でも、論文のプレゼンテーションやセミナーでの議論をリアルタイムで可視化し、参加者の理解を促進することが期待されます。
今後もさらなる実践を通じて、グラフィックレコーディング活用場面を広げていきたいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!